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ライブ配信でお金を稼ぐこと/社長の独り言

NOIGRIT代表ノイ
こんにちは!NOIGRIT代表ノイです。
今回の社長の独言は「お金を稼ぐ事」について書いていこうかと思います。

何に対価を支払うのか

前回「対価をいただくということ」をテーマに独り言を更新しましたが、私たちは日頃、

「物に対して対価を支払うこと」
「能力や技術、時間に対して対価を支払うこと」

この2つを行っています。「物に対して対価を支払うこと」というと、野菜を購入したりすることです。「能力や技術、時間対して対価を支払うこと」というと、美容室や、マッサージ、キャバクラ、ミュージカルなどのショーに行くことが分類されます。では、ライブ配信の場合は、どちらでしょうか。

ライブ配信は後者です。視聴者(リスナー)は、ライバーのパフォーマンスや楽しかった時間に価値を感じて、投げ銭を行います。


ライバーは貢がれているのか

お金儲けってなんだか嫌な意味で使われる事が多いですよね。

ライバーたちが、購入した服や、時計、コスメをSNSにUPする事があります。すると、「儲かってるね」「リスナーに貢いでもらった金で豪遊」なんてことを言われる事があるのです。

そもそもライバーたちは貢いでもらっていません。

み‐つ・ぐ【貢ぐ】 の解説

金や物を与えて助ける。金品を差し出して生活の面倒をみる。

君主や支配者に金品を献上する。

引用:goo辞書

貢ぐとは、お金や物を無料で与えるという事です。ライバーは不正に報酬を受け取ってはいませんし、仕事として配信しています。自分の時間や能力を使って稼いだお金の使い道に、とやかく言われる筋合いはありませんね。

「配信には全く価値を感じないが、投げ銭をしている」

そんな方は、ライバーに貢いでいる!と言っても良いでしょう。価値のないものにお金を使い、わざわざ彼女たちのSNSに嫌味を書き込む人はいないと思いますが。

お金を稼ぐ事は悪なのか

では、本題です。
お金を稼ぐことは悪いことなのか。

無人島に、30万円を持っているお金持ちさんと、
手先が器用なお上手さんがいました。
お金持ちさんは雨風がしのげる家が欲しくなりました。
そこで、お上手さんに30万円の家の建築をお願いしました。

図にするとこうなります。

はじめの無人島には、30万円の資産しかありませんが、お金持ちさんがお上手さんに家の建築の依頼をしたあとの無人島は、元からあった30万円と、30万円の価値の家を合わせて、60万円の資産になりました。厳密に言うと少し違うのですが、まぁ、簡単にするとこんな感じの図になります。どうですか?なんだか、お金を稼ぐって素敵に思えてきませんか?

これは、私が学生の頃、国語の先生が教えてくれたことです。ここに、何も持っていない手ぶらさんがいたら「儲かってるね〜」「これだから金持ちは」なんて言っているかもしれませんね。

手ぶらさんだって、何も持っていないなら、何かを生み出せば良いのです。踊って退屈な無人島ライフを彩ることも、お上手さんの肩を揉んで報酬を得ることもできます。ライブ配信だって、スマホさえあればできるのですから同じです。要は考え方。

無人島に、2万円を持っているお金持ちさんと、手先が器用なお上手さんがいました。
お金持ちさんは、無人島で魚が食べたくなりました。
1.お上手さんに2万円を支払って釣竿を制作してもらい、魚釣り代行も委託する
2.お上手さんに1万円を支払って釣竿を制作してもらい、魚は自分で釣る

こんな選択もできるのです。稼ぐって楽しい!ビジネスって面白い!

謙遜の文化

自分の努力や実力で稼いだお金、それなのに、いかにも稼いでいない風を装ってしまうのはどうしてなんでしょうね。お金持ちの方は、人より努力してきたから稼ぐ事ができて、今遊ぶお金もあるわけです。稼いでいるからこそ巨額の税金を払っている事でしょうし、私は心からすごいと思っています。

なんなら、「私なんてまだまだ(低所得)ですよ」という謙遜ワードは「自分は努力もしていないし、仕事も出来ません」と自ら言っているようで恥ずかしくないのかな?とさえ思ってしまいます。

ですから皆さんも、謙遜するのはやめて堂々と胸を張ってお金を稼ぎませんか?

ホステスたちが不幸話、苦労話をするように「かわいそう」「素朴」「貧乏」と言うのは時にブランディングにもなりますが、インスタグラムが主流になってからは「幸せな自分」「可愛い自分」を世に発信しやすくなりましたね!今やホステスも、高級シャンパンやタワーをアップし、人気や憧れを発信しています。

客のターゲットをどこに置くかでも変わってきそうですけど。